作業療法士へのプロセス

3年間の学びの流れ
  1. 1年次
    医療人としての基礎から専門的な知識を学ぶ

    哲学・心理学・社会学・教育学など科学的思考の基盤を学び、さらには、解剖学・生理学・運動学・リハビリテーション医学・基礎作業学実習など作業療法の根幹を学び評価学や治療学の基礎につなげていきます。

  2. 2年次
    プロを目指すための実技・実習のスタート

    作業療法の専門的知識を深めるとともに、病院や施設などの作業療法臨床現場において4週間の臨床実習Ⅰを行います。対象者の全体像を多面的に分析し、治療・訓練に役立てるために、実践的な実技演習の時間も多く用意しています。

  3. 3年次
    臨床実習を経て国家試験へ

    2年次の臨床実習Ⅰに引き続き9週間の臨床実習Ⅱを2回行います。実習での経験をもとに学生同士で情報交換をしたり教員からアドバイスを受けたりしながら、プロとしての自覚や意識も高めていきます。また、国家試験頻出問題の演習を通して、作業療法の総合的な知識を身につけます。

  4. 国家試験を受験
カリキュラム
  • 基礎分野
    科学的思考の基盤及び人間と生活 哲学
    心理学
    社会学
    情報科学
    生物学
    医学英語
    作業療法研究法
  • 専門基礎分野
    人体の構造機能及び心身の発達 解剖学
    生理学
    人間発達学
    運動学
    運動学実習
    疾病と障害の成立及び回復過程の促進 病理学
    精神医学
    神経内科学
    整形外科学
    発達障害作業療法学
    保健医療福祉とリハビリテーションの理念 リハビリテーション医学
  • 専門分野・その他
    基礎作業療法学 作業療法概論
    作業治療学
    作業療法評価学 身体障害評価学
    精神科作業療法学
    作業治療学 作業療法治療学
    地域作業療法学 地域作業療法学
    職業関連活動
    臨床実習 臨床実習
    作業療法総合 臨床実習セミナー
    作業療法総合
実習(見学実習・評価実習・臨床実習)
  1. 1

    見学実習
    障害者リハビリテーションセンター
    病院・高齢者施設
    福祉用具展示施設

  2. 2

    評価実習 (4週間)

  3. 3

    臨床実習 (9週間)× 2

時間割・1日の過ごし方
1年次時間割(例)
9:00〜10:30 解剖学Ⅰ 生理学Ⅰ ホーム
ルーム
基礎作業学
実習Ⅰ
社会学
10:40〜12:10 解剖学Ⅰ 生理学Ⅰ OT概論Ⅰ 基礎作業学
実習Ⅰ
人間
発達学
13:00〜14:30 生物学 ヘルスプロ
モーション
心理学 医学英語
14:40〜16:10 生物学 ヘルスプロ
モーション
心理学 リハ概論
2年次時間割(例)
9:00〜10:30 ホーム
ルーム
OT総合
実習Ⅰ
地域OT学
10:40〜12:10 精神科
OT学Ⅲ
OT総合
実習Ⅰ
地域OT学 OT管理学 発達OT学
13:00〜14:30 義肢装具学 精神科
OT学Ⅲ
身障
評価学Ⅳ
OT管理学 ADL実習
14:40〜16:10 義肢装具学 精神科
OT学Ⅲ
身障
評価学Ⅳ
実習
セミナーⅠ
ADL実習
3年次時間割(例)

臨床実習(9週間×2)、国家試験対策