作業療法学科(昼間部)3年制

作業療法士
国家試験 合格率
100%2024年3月卒業生実績
(全国平均84.1%)

就職率 100%

就職求人件数 662件 
就職求人数 2,426人

単なる自立を目指すのではなく、全人的なアプローチ

作業療法(Occupational Therapy)は精神または身体に障害をもつ人、あるいは障害が予想される人を対象にして、その人の生活あるいは人生に関わる仕事です。単なる自立ではなく、その人らしく生きていくことをサポートします。医療技術のみにとどまらず、人間全般にかかわることが必要となるため、本校のテーマである「豊かな人間性と温かな心」、そして「社会性」が要求されます。そして治療手段として作業活動が用いられます。 作業活動とはよく言われる手芸活動や工芸だけでなく、日常生活するなかでの様々な活動、たとえば着替えや入浴・洗顔のような身の回りのこと、仕事、遊び、散歩、趣味・余暇活動などさまざまなことがあります。これらの活動を熟知し、使いこなすことが作業療法士の武器となります。

ココがポイント!

  • ハイブリット授業で効率よく学べる

    作業療法学科は、3年制で学費の負担が少なく4年制の学校よりも1年早く現場で活躍できるだけでなく、オンライン教育による講義を拡大し、通学に必要な時間を削減することにより時間的な制約も少なくなっています。
    「学校に来て集中して勉強したい」、「わからない事はすぐに先生に質問したい」等の要望に応えられるよう、オンラインの講義を対面で受けることも可能です。
    個人の生活や勉強のスタイルにもフレキシブルに対応できる学科となっています。

  • 地域と連携した実習を取り入れ、
    幅広い実践的な能力を進展

    2025年以降は、国民の医療や介護の需要が、さらに増加することが見込まれており、厚生労働省においては、2025年を目途に地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進しています。本校の作業療法学科ではこの流れを見据えて、立川市と連携した「子供から高齢者までを対象にした地域での実習」を取り入れるとともに、ゲームやアロマセラピーなどにも分野を拡大して、実践的な能力を進展させていきます。

  • 臨床実習等に掛かる 実習費の追加徴収なし

    臨床実習等に掛かる実習費(宿舎借上費用、実習委託料、遠距離運賃)は学校で負担しますので、実習前の追加徴収や、各自で実習費を積み立てておく必要はありません。※運賃片道780円までは自己負担になります。

学生の声 詳細はこちらから

授業内容3年間で学ぶ授業の中で代表的な授業を紹介します。

  • 解剖学

     理学・作業療法士になるためには、必ず国家試験に合格しなければなりません。 本校では、国家試験に向けて定期的な模試はもちろん、様々な受験対策を実施し、全員合格をめざして万全のバックアップ体制で挑みます。

  • 作業療法評価学

     精神・発達・身体障害等各領域におけるそれぞれの評価と治療を学びます。特に身体障害領域では身体の障害のみではなく、脳の働きを対象とする高次脳機能障害についてその病態と評価、治療手段を学習します。

  • 作業療法治療学

     日常生活活動は医学的リハビリテーションの最終到達地点を特定する上でもっとも重要となるものです。身の回りの動作がどの程度自分で遂行できるかをどのように評価するのか、その訓練方法はどのようにするのかを学びます。また、必要な福祉機器にはどのようなものがあるのか、その使い方と調整方法は、などの知識や技能を修得し、作業療法士の武器とします。

授業風景